8/20(土)この週日が私の誕生日だったので、贅沢なお昼ご飯を、近所の「小食堂みずき一丁目」さんでいただきました。農耕地も多いのどかな住宅街の我が家周辺にあって、まさに「鄙には稀」な素敵なお店です。まずはビールで乾杯。
お店は香川駅から徒歩10分ちょっとの距離ですが、その道中に「伊右衛門」さんという野菜直売所があり、そちらのお野菜を使ったサラダもあります。
八種類の定食の中から「もっとおまかせ定食」をオーダー。定食には前菜・サラダ・ご飯とお味噌汁・コーヒーが付きます。この日の前菜は手前から時計まわりに、イナダのお寿司、ナスの揚げ浸し、カマスの南蛮漬け。あっという間にビールがなくなる美味しさ。
誕生日に免じて、昼間から赤ワインをボトルで注文。こちらのご主人はソムリエでもあるので、おまかせでセレクトしていただきました。見た目は年齢相応でも味覚はお子ちゃまな私は、重く渋いタイプの赤ワインは苦手なのですが、爽やかで飲みやすいワインでした。
サラダ。写真はわかりにくいのですが、かなりの量があります。最初にお邪魔したとき、このボリュームにビックリしたものでした。でもとても美味しいので、毎回きれいに完食。プロの手になる美味しいサラダをいただくと、野菜を洗った際の水分を完全に切ることの重要さを思い知ります。我が家のサラダスピナー、どこへ行ったかな・・・
牛肉のビール煮。ここからが「もっとおまかせ定食」のメイン料理となります。単品メニューにあったフランスパンにこの煮汁を吸い込ませて、赤ワインで流し込みたい誘惑にかられましたが、後でご飯も出てくるので我慢我慢。
お刺身。左下から時計回りに、クロムツ、サーモン、イナダ。しんはサーモンが、私はブリ系のお刺身がさほど好きではないのですが、どれもとても美味しかったです。
パサパサでタレの味しかせず大して美味しくないもの、という私のイメージを変えたのが、こちらのローストビーフです。ご主人は、鎌倉のローストビーフの有名店で修行された方だそうですが、私がかつて知っていたものとは、部位なのか調理方法なのかあるいは全てがちがうのか、とにかく、御馳走を味わっている満足感にひたれるひと皿です。奥に見える醤油味のタレも美味ですが、かなり脂が多いのでワサビが抜群に合い、赤ワインもぐいぐいすすみます。
焼いた牛肉に一番合うのは、ビールでも赤ワインでもなく白飯。との信念が一致する私たちは、二人ともそれぞれの酒&肴配分で、ご飯までいじましくローストビーフを死守しましたが、もしおかずを食べ尽くしていたとしても、お味噌汁が、家庭料理のような気取らない具だくさんスタイルなので、ご飯を持て余すことはないんじゃないかと思います。
最後にコーヒーをいただいて(お腹いっぱいで撮影失念)、大満足のお祝いランチとなりました。お会計13,200円なり。ごちそうさまでした。