サカナキュイジーヌ・リョウ@小田原

2/12(月、建国記念日の振替休日)、湯河原で温泉に入ったあと小田原でお昼ご飯。小田原駅から徒歩3〜4分くらい、通りがかると行列になっていることが多く、何度か入店を見送っていた「サカナキュイジーヌ・リョウ」さんです。初訪問で気付いたのですが二階三階もこのお店の店舗らしく、さらには投稿にあたりググったら四階には個室席もあるようでした。

私たちが訪れた13時半頃は行列はなく、八分ほどの入りだった一階席にすぐ案内されました。四人掛けテーブル12席と、15〜16人くらい座れるカウンター席(こちらでお寿司をお好みで握ってもらっているお客さんもいました)もあって、ワンフロアが広いお店です。まずは税抜き680円の中ジョッキと、480円のグラスビールで乾杯。限定のサービスランチは天丼以外は売り切れのようでした。

大きなお店らしくメニューがすごく豊富です。看板通り魚料理が中心ですが、お蕎麦やうどんもあり。小田原ご膳というメニューの中から、しんは「刺身三点盛りと天ぷら五点盛り(2,850円)」を注文。天ぷらは鱚と海老、茄子に南瓜とシシトウ。小鉢(蓮根のきんぴら)とミニデザート付きです。

私は同じく小田原ご膳の中から「おすし御膳(2,680)」にしました。小鉢とミニデザート、こちらはサラダも付いています。右上のお皿は海老しんじょですが、揚げ過ぎなのか固く、かかっている出汁の味もいまひとつ。出汁がイマイチのせいなのか、お味噌汁も美味しいとは言いがたいです。小鉢のきんぴらの味付けも同様。お刺身とお寿司は普通に美味しかったですが、ネタが何なのかの説明はなく、また、お膳を置くやいなやそそくさと去ってしまうので気安く聞ける感じでもありませんでした。

お酒が豊富なお店で、しんは「モダン仙禽」一合(850円)、私はオーガニック白ワインをグラス(680円)で追加して、お会計は8,877円、ごちそうさまでした。クレジットカードが使えます。いつも行列しているので期待しずぎだったと思いますが、値段との釣り合いを考えると、料理内容は損した感のするお店でした。景勝地にあるほぼ二度と来ないであろう観光客相手の食堂(まあ小田原は、確かに観光地ではありますが)、あるいは駅ビルやデパート内の利便性に付加価値があるレストランみたいな感じ。お魚は美味しかったので、売り切れだったお寿司系の限定ランチなら印象はちがったかもしれませんが、にしても感じが良いとは言いがたいお店で・・・・注文を急かすわりにメニューの中身についてはロクに把握していない給仕人(そしてそれを恥じるふうでもない)や、慇懃無礼を絵に描いたようなキャッシャーの人もいたりで、仮に今回お料理のコスパが良かったとしても、私はもう行きません。

車ナシかつ飲んべえなので、我が家の足は公共交通機関ですが、この日は乗り継ぎが悪くいちいち時間をロスし、三連休だったせいか温泉施設も洗い場やドライヤーが順番待ちになるほど混雑し、第1希望の飲食店も食材の売り切れで断られ・・・・とことごとくツイていませんでした。また良い気分で美味しいものをいただけるよう、日々の行いを反省しようと思った一日でした。

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