7/19(水)英国式のアフタヌーンティーというものがあり、それは日本でも経験できると知って以来、いつか行ってみたいと長年思っていたところ、畑友さんに同志がいて実現しました。本格的なアフタヌーンティーの提供があるのはホテル内のカフェやレストランがほとんどで、東京まで足をのばせば1万円超え!の豪華プランなんていうものもありましたが、一番近場だったみなとみらいの、グランドインターコンチネンタルホテルのラウンジ&バー「マリンブルー」に予約を入れてうかがいました。
ホテルは横浜高速鉄道のみなとみらい駅から徒歩5分ほど、この日はかんかん照りの暑い日でしたが、ほぼ建物の中(クイーンズスクエア)を歩いてエントランスに辿り着けました。「マリンブルー」は2階にあるラウンジ。この時は「桃のアフタヌーンティー」をやっていて、桃に特化したメニューというのもこちらにした決め手でした。
横浜港を広々とのぞむテーブル席に案内されて、お茶を注文するとほどなく、三階建てのティースタンドが登場!コレコレ〜(^_^)ホテルの建物の形をしたティースタンドでした。
アフタヌーンティーにスコーンは付きものだそうで、にしても四個は多いのではと一瞬勘違いしましたが、ティースタンド同様、一皿二人前で配膳されるシステムでした。手前は桃と烏龍茶葉のスコーン、奥はプレーンで「焼きたてのうちに、クロテッドクリームをたっぷり付けてお召し上がり下さい」とのご案内に従い早速食べてみました。笑顔になる美味しさ。
ティースタンド最上階は↓メニュー表によるとカップ入りが白桃とローズのジュレ。手前のお菓子は白桃のサワーミルクムース(お菓子はこれが一番好きでした)、白桃のショートケーキ、奥の小さいのはピーチケイク(クッキーとケーキの間くらいの食感)というお菓子。
二階↓はカップ入りが白桃入り杏仁豆腐で、他は手前から黄桃のクランブルケーキ、白桃とアールグレイのレアチーズタルト、奥の小さいのは桃のパート・ド・フリュイ(砂糖漬け柑橘の桃の実版という感じ)。
一階は↓セイボリーというらしいですがお菓子ではないお料理です。カップ入りはホワイトコーンのムース、手前はずわい蟹と鈴かぼちゃのカナッペ、夏野菜のキッシュ。スコーンひと口のあとはこのお皿からいただきましたが、さすがに一流ホテルだけあって、どれも美味しかったです。
食べるのとお喋りに夢中で、飲み物の写真を撮り忘れたました(>_<)。私たちはお茶とコーヒー全種類いただけるカフェフリープラン(税サ込み6300円)にしており、それぞれ違うお茶を頼んで二杯目は他の人のポットからもいただいたりして、セイロンやアッサムのノーマル紅茶をはじめ、果物や花の香りがするフレーバードティー、緑茶とのブレンドなんていう珍しい紅茶も楽しみ、最後はコーヒー(温冷選べてカフェオレもあり)をいただきました。マリンブルーのアフタヌーンティーは120分制で、どの支払い方法でもめいめい勘定に応じてもらえます。ごちそうさまでした。
ティースタンドの仕様なのかアフタヌーンティーはほぼ「二名様から」で、たいてい前日までの予約が必要で、しかも高額という敷居の高さがあります。以前しんを誘ったら、何千円も払うならお菓子じゃなくお酒を飲みたいと拒否され頓挫。実は私も、甘いものはひと口ふた口み口もあれば十分なので、持て余すかも・・と予想していました。が!お喋りしつつ、色んなお茶を味わいつつ無理無く完食しました。この日ティースタンドを前にしているお客さんはほぼ女性グループで、なにか納得。甘いもの好き=女性と限りませんが、色んなお料理をちょっとずつ食べて、お茶もお替わり自由というスタイルは女子会向けだと思いました。