松琴楼(鰻)@小田原

2/24(土)湯河原へ梅の花を見に行く途中、小田原で途中下車して鰻を食べるべく「松琴楼」さんへ。小田原駅から徒歩3〜4分ほど、年季の入った良い雰囲気のお店です(建物は古いですが、お手洗いは改装してあり、現代的で清潔です)。前回13時半頃にお邪魔したら鰻が売り切れだったので、この日は11時開店の数分前に到着するように行きましたが、三組10人の先客さんが開店を待っていました。人気店です。

店内は、四人掛け卓が八つ(だったと思います)の広いお座敷と、出入り口の右手にも座卓が一つ置かれた小さめのお座敷があり、テーブル席は四人掛け二つと二人掛けがひとつ。けっこう広めでゆったりしています。まずは瓶ビール(キリンラガー大瓶、税込756円)で乾杯。烏賊の塩辛は酒類を注文した人へのサービス、骨せんべいは鰻を注文した人へのサービスだそうです。

早めに来たのが奏功して肝焼き(一本324円)にありつけましたが、正午過ぎには売り切れになっていました。うな重を出していだだくようお願いし、瓶ビールを追加して待ちながら飲んでいると、お重についているお新香を先に持って来てくれました。単品メニューとしても注文できるお新香は、塩気がしっかりとついているタイプです。

待ってましたーうな重登場。こちらのお店は塗りの綺麗な丼で出て来ます。きも吸い付きです。

こちらのお店のうな重は松竹梅ではなくグラム数表記で、300g、250g、230g、200g、140gの五段階から選べます。前回300gにしたら歩くのが苦しいくらいお腹がいっぱいになったので、この日は私は230g(2,808円)にしてみました。

左がしん注文の250g(3,024円)右の私の230gですが、手前にある私の鰻のほうが大きく見えますね(^^;)20gのちがいなので、実際の見た目にもさほどの差は感じませんでした。こちらのお店はタレが独特で、甘味のないお醤油味なんですよね。最初に食べたときは意外な感じがしましたが、鰻の味がよくわかってとても美味しいです。

お会計は7,992円なり、現金で支払いました。良心的な価格のお店ですが、昨今の不漁による鰻価格の高騰により、企業努力も限界に達したので品質保持のために3/1より200円値上げするそうで、お店の方が「申し訳ありません」と来店していた全員にことわっておられました。その旨お店の外に貼り紙もしてありました。支払いは安いほうが嬉しいですが、鰻が獲れない&鰻屋さんがやっていけないとなると、ずっと美味しい鰻を食べるためには仕方のないことです。鰻好きとしては謝られて恐縮してしまいました。どうか鰻が絶滅しませんように。ごちそうさまでした。

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