友栄(鰻)@小田原

6/10(土)「小田原城あじさい花菖蒲まつり」に出掛けがてら、しんが前から評判を聞いて気になっていたという、うなぎの「友栄」さんでお昼ご飯。小田原駅が始発の箱根登山鉄道、ふたつめの風祭駅が最寄りで、改札を出て、直結している「鈴廣蒲鉾」さんの広々としたショッピングセンターを通り抜け、幹線道路を箱根方向に10分弱歩いた場所にあります。しんのブログでもこのお店のことを記事にしており、そこでも書かれていることですが(よろしければ、しんのブログ「おまけライフのーと」もご覧下さい)、友栄さんはこの幹線道路を渡った側にあるものの、そちら側は途中に高速道路の入口があって歩道が切れ切れなので、駅から徒歩で行かれる場合は、鈴廣蒲鉾さんがある側をそのまま進んで、お店の手前の歩道橋を渡るほうが安全です。

こちらのお店は、鰻の予約はできるけど、席は先着順です。入口すぐの受付に申し出ると、鰻を予約してあるかないかの確認(私たちは当日の10時頃に確保済みでしたが、鰻の予約をしていない人も、この時点では断られていませんでした)、料理の注文、席の希望(カウンターとテーブル席、座敷席、個室があり、個室はサービス料がかかり相席もありえる)、携帯電話の番号を聞かれます。席への案内10分前くらいに電話で報せてくれるシステムで、この時は「現在40〜50分後くらいのご案内になっています、とのこと。お店に到着して受付を済ませたのが11:10頃、電話がかかってきたのが11:35、着席できたのが11:45だったので、席待ちの時間は35分ほどでした。

うなぎはどんどん焼いているんだと思いますが、箱根ラベルのサッポロビールを飲みながら待っていると、10分ほどで配膳されました。うな重は「上うな重」4,800円のみの一種類です。

蒲焼きの大きさにびっくり。肝吸いの肝も大きくて二度びっくり。私が今まで食べたうな重の中で、一番値段も高いけれど、一番大きいうなぎ(&肝吸いの肝)だと思います。そして、美味しい!こんなにふっくらとした蒲焼きはなかなかお目にかかれないと思います。こちらのお店は「青うなぎ」という、河川ではなく汽水域や海にいる希少なうなぎ(の養殖物)を使っているそうで、うなぎのちがいなのか、職人さんの技術なのか私には判断がつきませんが、ふっくら焼き上がったうなぎに、上品な甘さの醤油だれがほどよくかかっていて、極上の美味しさでした。

いやー美味しかった。さほどうなぎ好きではないしんが、よく嚙んでゆっくり食べるという血糖値対策の心掛けも忘れて、私が半分食べ終わる前に夢中で完食。そして、ここのがこれまで食べた中で一番美味しいと力強く断言(^^;)私はうなぎは好物なので、これほどじゃなくても十分幸せな気分になれますが、確かに特別に美味しかったです。はるばる電車を乗り継いで来て、待った甲斐はありました。きれいな店内は完全禁煙です。瓶ビールは二本飲んで、お会計は11,880円なり。支払いは現金のみでした。ごちそうさまでした。

私たちが会計する頃には、待ち時間の目安は「一時間くらい」に延びていましたが、客の回転は早い印象でした。鰻は予約できるけど、席は到着順というシステムは、最初しんから聞いたとき、行列嫌いの私は気乗りしなかったのですが、これだけ美味しいうなぎで、それを目当てに大勢のお客さんがひっきりなしに詰めかけているのを見ると、客側にもメリットのある合理的なシステムだと思いました。このお店は11時開店ですが、仮に11時半の予約があったとすると、三十分間スペースを遊ばせることになりますもんね。うな重が一種類などメニュー数が少ないことも、効率化のためなんだろうなという印象でした。

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