4/15(土)鎌倉に遊びに出掛け、お昼はしんが以前から入ってみたかったという「松原庵」さんにうかがいました。鎌倉から江ノ電で二つめの由比ヶ浜が最寄り駅ですが、この日は爽やかな晴天の散歩日和だったので鎌倉駅からぶらぶら歩いて、25分くらいでした。
有名なお蕎麦屋さんらしいです。13時過ぎの到着で、待ち行列の八番目。40分か45分後くらいのご案内になるので、それまでご自由に散策していただいてて大丈夫です(特に携帯番号などは聞かれず)とのことでしたが、15分ほどで待合スペースに舞い戻る小心者の私たち(^^;)結局お店到着時刻からは30分ほどで「テラス席でもよろしければ」と店内に案内されました。
他のお客さんがいなくなった帰り際に撮ったものですが、屋内の席も雰囲気があって素敵そうでした。念願のお店に来られて良かったねとまずは生ビールで乾杯。
しんはこの週に誕生日を迎えており、お祝いということでコース料理を注文することに。彩り豊かな前菜が運ばれてきます。私が特に美味しいと思ったのが、手前右端の「揚げ蕎麦の豆腐味噌添え」と手前左端の「七穀餅の揚げだし」。魅惑的なおつまみでお酒がぐいぐいすすみます。
しんは日本酒「丹沢山」を一合(グラス売りもあり)、私は白のグラスワインを追加。
しん注文の「すだち鬼おろしそば」。すだちはてっきり風味づけ&彩りと思っていたら、食べてみたしんが「苦くない!美味しい!」というので、私もどれどれと食べてみましたが、本当に苦くなくてお蕎麦にも合ってびっくり。お料理そのものも、私は和食に関しては保守的なほうで、こういう創作系のお蕎麦にこれまで惹かれませんでしたが、食わず嫌いだったかな一人で全部食べてみたいと思わせる爽やかで美味しいお蕎麦でした。しん注文の「長谷」コース3,200円は、他にも鴨手羽せいろとか蛤そばとか、いっぷうかわったお蕎麦が楽しめるようです。
私が注文した由比コース2,900円は、前菜+野菜の天ぷらに、かけそばか、せいろ(ノーマル、胡麻、海苔)を選べます。天ぷらは衣薄く軽やかに揚げたて、かけそばのおつゆは、見た目の色ほどしょっぱくなく、こちらもとても美味しいお蕎麦でした。
コースは三種類で、4,000円の「松原」コースには食後のデザートがつくようでしたが、店員さんに確認して、コースデザートではないこのデザート↓が食べてみたくて、デザートなしのコース+デザートの単品注文にしました。胡桃ぜんざいです。胡桃のすり流しのおつゆに、焼き餅ふたつ(デザートを頼まなかったローカーボダイエット中のしんは食べないのだろうと思ったら、えー食べたい一人前は罪深いけど、半分もらえると信じていた!と訴えるので、お餅を箸で二分割していたら、濃厚なすり流しの中にもう一個沈んでいました^^;)と、変な言い方ですが空豆の黒豆(状に炊いたもの)がひとつ。たいへん美味しいデザートでした。
お料理も美味しいですが、接客担当の方々がみなさん感じが良くて、もしかしてサービス料がかかるお店かな?と思いましたが、頼んだお料理とお酒だけの明朗会計でした。お会計は10,972円なり、クレジットカードで支払いできました。ごちそうさまでした。