7月7日(木)の高知ランチは、失敗した感があった。何故なら、高知らしいランチではなかったからだ。お店探しに疲れ、ちょっと雰囲気のありそうなお店に入ったものの、一般的な定食が多かった。丼を選択していたなら、高知らしいランチもあったのだけど、どうせならちょっとリッチなランチにしたかったので、一般的な定食になってしまった。
高知の最終日、7月9日(土)のランチは、やっぱり高知らしいものを食べようと、高知龍馬空港の土佐料理司に入った。
高知龍馬空港に出発の1時間前に到着したので、時間はたっぷりある。せっかくの休日のランチでもあり、やっぱりビールは欠かせない。例のキリンビールの看板「たっすいがはいかん」の影響で、今日もキリンラガーにした。なお、サントリーもアサヒもあったので、お好みで選択できる。
お店に入る前にもあれこれ迷っていて、これにしようと思っていたものもあったが、店内のメニューを見て気が変わった。ランチのBにした。
高知名物鰹のタタキと何故かトンカツが付いていて、小鉢と味噌汁、お漬け物の定食が、ランチのBだった。鰹のタタキもトンカツも食べられるところが魅力的だった。
高知名物の鰹のタタキと言うと、にんにくのスライスは外せない。土佐酢にひたった付け合わせの刻んだミョウガなど一緒にニンニクのスライスを載せて、一気に口の中に放り込む。ニンニクのちょっと辛みが混ざった味わいと、土佐酢の香りが広がり、鰹の歯ごたえも抜群だ。
茅ヶ崎に帰っても、奥さんと会うだけだから、ニンニクのスライスは数枚はそのままでいただいた。身体に良さそうだ。
トンカツも丁度良いボリュームで、美味しかった。糖質制限も何処へやら、ご飯も完食してしまい、お腹がいっぱいになった。ごちそうさま。
土佐料理と言うと、司や酔鯨亭、祢保希(ねぼけ)というお店がある。東京だと祢保希の店舗がいくつかある。司は高知と大阪に、酔鯨亭も高知と大阪にある。今回検索してみて初めて知ったのだけど、祢保希は東京だけになっている。加寿翁コーポレーションという会社が経営していて、東京に本社があるらしい。もともとは大正時代に高知で創業された祢保希が始まりだと思う。
美味しい土佐料理を食べたくなったら、東京の祢保希に行ってみたい。でも、結構な高級店だと思うので、そんなに度々は行けないだろうな。